物知り博士

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脱毛の基礎知識を学ぼう!

脱毛の基礎知識
今回は、「脱毛の基礎」について詳しくお話します。

脱毛の歴史から始まり、脱毛の3つの種類、医療レーザー脱毛との違いなど、多くの情報を掲載しています。

脱毛の基礎知識を身に付ければ、脱毛への恐怖心だったり、変な先入観を持たなくて済むので、まずは脱毛を始める前にこちらの記事をご覧になってください(*´ω`*)

~脱毛の歴史~

ここ数年来の脱毛ブームで、どのサロンでもメインとなるメニュー項目に「フェイシャル・ボディ」と並び、「脱毛」がラインナップされるようになりました。

今や脱毛を専門に扱うサロンも続々と登場し、世間を賑わせている大物タレントや女優さんを広告塔として宣伝を行うことで、幅広い年齢層への集客や企業のイメージアップに力を入れています。

本来、“脱毛は女性だけがするもの”と思われがちですが、近年は男性の脱毛も人気が上昇しており、ヒゲ・胸・お腹周りなど人気部位をセットにしたメンズ専用割引プランなども導入されているようです。

十数年前までは、一部のエステサロンでしか行われていなかった脱毛は、今では「身だしなみのひとつ」と言われるほどの地位を確保したと言っても過言ではありません。

ところでその“脱毛”、一体いつ頃から行われはじめたのでしょうね。

脱毛は古代オリエントから!

少し調べてみたところ、脱毛が行われ始めたのはいつの頃からなどと言う浅い歴史ではないということがわかりました。

なんと紀元前3000年~4000年頃、世界最古の文明「古代オリエント」の時代に脱毛が行われていたことが文献に記載されています。

当時の脱毛は、宗教的な目的が主で、婚礼時などに花嫁に用いられたそうです。

硫黄、石灰などを粘り気のあるペースト状にして肌に塗り、少し乾いてきたら転がしながら体毛を除去する、今で言うワックス脱毛に近い方法で行われていたようです。

世界三大美女クレオパトラは特殊な脱毛剤を使用

紀元前100~300年頃の古代ギリシャの時代になると、性産業が発展したことで一般的にも女性の脱毛行為が盛んに行われるようになりました。

方法も様々で、指の間にひもを渡し、ムダ毛をひもで挟んで抜く方法や、焼いたハスの葉にカバの脂肪を加えたものを利用して、脱毛する方法などがあったようです。

紀元前30~40年頃の古代エジプト時代、世界三大美女の一人として知られるクレオパトラが脱毛を行っていたのは有名な話で、文献によると砂糖と蜂蜜などを練った脱毛剤を利用していたとされています。

また、当時の埋蔵品の中から青銅(ブロンズ)のカミソリなども発見されていることから、一般の人々もカミソリでムダ毛を剃っていたようですね。

日本では平安時代から

日本においては、平安時代に貴族の女性の間で脱毛が行われはじめたようで、当時最もケアが施されていた部位は『額』でした。

この頃(平安時代では)は、額の形を整えることが高貴な女性の身だしなみとされ、額の余分な毛を抜いて墨で眉を整えていたようなのです。

脱毛に使用されていたのは2枚貝のハマグリで、貝の縁の部分に毛を挟んで抜いていたと言われています。

江戸時代になると、遊郭の遊女の間でアンダーヘアの除毛が盛んになり、小さな軽石で陰毛の長い部分をこすり切ったり、お線香で焼いたりしていたそうです。

江戸時代後期には脱毛が美容法に!

江戸時代の後期では、眉毛と目の間が広い女性が美しいとされ、一般女性にも眉毛の脱毛が普及しました。

毛抜きで眉毛を抜いて整えていた様子は、浮世絵などにも描かれていて、脱毛を美容法と捉えて手足に施されていたことが、当時の書物に記載されています。

軽石を砕いた粉に、木の実から採った油を混ぜたものを手足に擦り込み、ムダ毛を除去していたそうです。

脱毛した後のお肌には「へちま水」「うぐいすのフン」を塗り、お肌の保護、いわゆるスキンケアを行っていたこともわかっています。

近年の脱毛ブームは海外ドラマがきっかけ?

脱毛の歴史は意外にも古いことがわかりましたが、近年においてのブームのきっかけは、「脱毛はファッション」と考えるアメリカの影響が大きいのではないでしょうか。

19世紀に入り、ハリウッド映画が世界的に大ヒットを飛ばしていた時代、ハリウッド女優の脱毛方法が注目され始め、永久脱毛と言われる様々な方法が話題になりました!

毛穴にハリを入れて電流を流す電気針(ニードル)や、レーザー脱毛などが研究・開発されたのもこの頃ですが、当初は痛みを伴ったり皮膚に炎症を起こしたりと、リスクを伴うことが多く、一般的には普及しませんでした。

アンダーヘアの処理が常識とされているアメリカでは、一般的にはワックス脱毛が盛んで、美容院・SPAでも当然のように用意されていて、多くの女性に支持されています。

海外ドラマ「SEX and theCITY」で、主人公の女性達がブラジリアンワックスをするためにサロンに通うシーンが話題となり、日本での脱毛ブームの火付け役になったとも言われています。

日本のエステティックサロンで、脱毛メニューをいち早く取り入れたとされるのは、業界大手の「エステティックTBC」で、電気針機器が日本に輸入された1970年代に、ニードル式脱毛を導入して注目され始めたようです。

そして、1997年に入りレーザー機器が輸入されると同時にフラッシュ機器の開発が進み、国産製の脱毛機器も誕生しました。

輸入・国産と多種類の機器が市場に出回るようになったことで、ほとんどのエステサロンが脱毛メニューを導入、さらには専門サロンまでもが次々と誕生し、一気に脱毛人気が加速したのです。

脱毛の歴史をさかのぼれば、脱毛が単なる流行でないことが測り知れるかと思います。

この先の時代も様々な脱毛方法が誕生し、脱毛美容法として更に進化しながら、受け継がれて行くことでしょう。


脱毛の種類は大きく分けて3つ!

“脱毛”と一口に言っても、その種類はさまざまです。

カミソリや毛抜きで自己処理するセルフ脱毛をはじめ、エステや美容クリニックで行う「光脱毛」「医療レーザー脱毛」「針脱毛」があります。

これら3つの特徴については、以下をご覧ください。

光脱毛とは?

脱毛サロンやエステサロンで施術してもらえる脱毛法は、基本的に光脱毛になります。

サロンによっては、「フラッシュ脱毛」「プラズマ脱毛」「IPL脱毛」などの呼び名がありますが、基本的には光脱毛と同じものと考えてよいでしょう。

光脱毛の原理とは、強い光を皮膚に照射することで、毛穴の奥の発毛組織にダメージを与え、それ以降の毛を生えなくすることです。

毛の状態

もちろん、ただ単に光を皮膚に照射しているのではなく、黒い色素に反応するように調整された「特殊な光」となっています。

毛を剃った箇所があれば、光のエネルギーがその断面をつたって毛穴の奥に到達し、発毛組織を破壊することが出来るのです。

医療機関などで受けられるレーザー脱毛もよく似た原理を使っていますが、レーザーは光脱毛より強い光線で肌への負担も大きいため、脱毛エステサロンでの使用は認められていません。

特に、施術時の痛みが強いため、麻酔を使ったり、施術後に腫れたり炎症を起こしたりと言うケースが比較的多く起こるようです。

脱毛エステサロンで受けられる光脱毛はそこまで強いものではないので、効果はレーザーよりも劣るものの、皮膚への安全性は高いと言えます。

肌が弱いため、レーザー脱毛は強すぎて使えないという人でも、サロン脱毛ならOKという場合があります。

また、光脱毛の照射は肌質改善効果があり、サロンによっては、光脱毛の機器をフェイシャルエステ用にも使用しているくらいです。

そのため、光脱毛の副効果で皮膚のたるみやシワの改善がみられる人もいます。

最近は、家庭用脱毛器も人気を集めていて、この脱毛器も光脱毛の原理を使ったものになります。

サロンでは大型の機器ですが、それを家庭用に小型化し、出力を弱めたものといったイメージです。

脱毛効果はサロンに劣りますが、フェイシャルエステにも使え、一般の人でも使えるくらい安全性も高くなっています。

ただし、光脱毛は残念ながら一度照射しただけでは終わりません。

毛には、毛周期と言うものがあり、脱毛の効果があらわれるのは、発育中の毛だけです。

その分量は、全体の毛の20%程度、あるいはもっと少ないとも言われています。

毛が生えていない毛穴や、もうすぐ抜けそうな毛に関しては、光脱毛の効果がありません。

そのため、脱毛サロンでの照射は、2ヶ月ほどの間隔を空けて、6回から12回くらいの施術(約1年〜2年程度の期間)が必要となります。

【光脱毛のメリット】
1. エステ脱毛の中で一番痛みが少ない
2. 肌へのダメージが少ない
3. 一度に広範囲の脱毛ができるため短時間で施術可能
4. 二次的効果としてワキガ症状も軽減できる

【光脱毛のデメリット】
1. 毛の状態や部位によっては脱毛効果が低い
2. 肌がデリケートな人や日焼け後などは脱毛できない
3. 長時間光線を当てたり、施術者の技術不足などによりヤケドや水ぶくれ、色素沈着などの恐れがある

医療レーザー脱毛とは?

医療レーザー脱毛とは、美容皮膚科などの医療機関、すなわち病院やクリニックで受けられる施術方法です。

その原理は、黒い色素に反応するレーザーを皮膚に照射することで、毛穴の奥の発毛組織を破壊し、それ以降毛が生えてこないようにするという方法です。

医療レーザーの機械では、とても強い光が出せるため、レーザーを肌に照射することは医療行為にあたります。

医療レーザー脱毛は、設備の整った医療機関のみで受けられるものであり、一般のエステサロンでは取り扱いが出来ないと言うことを、頭に入れておきましょう!

現在、医療レーザー脱毛を受けられる医療機関は美容皮膚科を中心に、美容外科、一般の皮膚科、また医療レーザー脱毛専門の皮膚科など幅広く普及しつつあります。

レーザーの出力が強いため、施術時の痛みを気にされる方が多いですが、一般的には輪ゴムで弾かれた程度の痛みです。

個人差や部位差もありますが、出力の弱いサロン脱毛より、格段に痛いと言われています。

しかし、特に痛みを感じる個所や痛みに弱い方の場合、麻酔クリームを塗って処置することも出来ますので、痛みについてはそれほど心配いりません。

【医療レーザー脱毛のメリット】
1. 一度に広範囲の脱毛ができるため短時間で施術可能
2. 肌へのダメージが少なく他の脱毛法より安全性が高い
3. 針脱毛に比べて痛みが少ない
4. 二次的効果としてワキガ症状も軽減できる

【医療レーザー脱毛のデメリット】
1. 肌がデリケートな人や日焼け後などは脱毛できない
2. 毛の状態や部位によっては脱毛効果が低い
3. レーザーの出力により、ヤケドや水ぶくれ、色素沈着などの恐れがある

医療レーザー脱毛の機械の種類

医療レーザー脱毛の主な機械には、「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ルビーレーザー」「ヤグレーザー」などがあります。

その中でも、アレキサンドライトとダイオードの2つは比較的日本人の肌質に合うことから、現在多くのクリニックで使用され、実績も増えてきています。

《 アレキサンドライトレーザーの特徴 》
アレキサンドライトは、シミ・そばかすの治療にも使われるもので、肌質改善効果も期待出来ます。

機械には、照射と同時に冷却する装置が付いているため、肌を冷やすジェルの塗布が必要ないことがあります。

ダイオードレーザーの特徴 》
ダイオードは、日焼けした肌や色素沈着した部分にも効果が発揮出来るとされていて、より日本人の肌質に合っていると言われています。

脱毛専用に開発された機械となっているため、産毛にも高い効果を発揮します。

こちらも、冷却装置が付いているので、ジェルが必要ありません。

医療レーザー脱毛自体は、1990年代にアメリカで発明された手法ですが、日本においても日本人の肌や毛に合うように研究が進められており、新しい機械がどんどん開発されています。

どの機械を取り扱っているかは、クリニックによっても異なりますので、カウンセリングの際に肌の状態について相談し、適切な機器を選択してもらいましょう!

針脱毛とは?

針脱毛(ニードル脱毛)とは、電気による脱毛法のことで、毛穴のひとつひとつに細い針を差し込み、微弱な高周波電流を流して、毛を作る組織である毛乳頭を破壊していきます。

すると、その効果により毛が生えてくることがなくなるのです。

小さな毛穴ひとつひとつに、針を差し込んで処理していかなくてはならないため、他の施術法よりも時間が掛かりますし、根気のいる作業になります。

昔の脱毛は、非常に『手間と費用』が掛かるものでした。

今でも、脱毛するにあたって高額な印象を受けてしまうのは、昔ならではの施術方法をイメージしてしまうからなのかもしれません。

その針脱毛も、今や一度に広範囲を処理出来、時間や手間、費用も格段に抑えられる「光脱毛」に、主役の座を取られてしまいました。

とは言っても、針脱毛は光脱毛には無い利点もありますので、場合によって使い分ける人もいます。

針脱毛のメリットは、一度処理してしまえば二度とその毛穴からは生えて来ないと言えるほど、効果が確実だと言う点です。

また、色黒の人は針脱毛の方がより確実に効果を得られることが出来、乳輪周辺などの色素が濃い部分の脱毛にも適しています。

デメリットは、一般的に費用が高額であり、施術費用も個人の毛の本数により変わってくると言うことです。

例えば、光脱毛なら毎回の施術が両ワキで15分程度ですが、針脱毛の初回は2〜3時間程度掛かります。

毛を1本1本処理するため、時間もそれだけ多く掛かり、両ワキの場合は最低でも20万円近くの『高額な費用』が必要とされていました。

また、毛穴に直接針を刺して電流を流すため、刺激が強く他の施術方法と比べるとかなり強い痛みを感じる方が多いと言われています。

効果が出やすいだけに、毛穴の炎症や色素沈着などのトラブル事例も多く報告されています。

さらに、毛を目視しながら処理していくため、脱毛部位の毛を5ミリから1センチ程度伸ばさなくてはなりません。

これだけ伸ばすのには、最低でもお手入れを2週間程度中断する必要があるので、人によっては不憫に感じることでしょう。

以上のように、非常に効果は高いものの針脱毛の優位性は段々と無くなりつつあり、現在、針脱毛を行っているサロンやクリニックは減少しています。

ですが、古くから脱毛の施術を行っている総合エステサロンや、一部の美容皮膚科などでは取り扱っているので、興味のある方は一度調べてみてください(⌒▽⌒)

基本的には、光脱毛や医療レーザー脱毛の方が経済的にもおすすめですが、場合によっては針脱毛という選択もあると言うことを覚えて置くといいかもしれません。

【針脱毛のメリット】
1. 永久脱毛の効果が一番高い
2. 部位を選ばないので全身どこでも可能
3. 肌荒れや日焼けの後などがあっても可能
4. 太い毛でも産毛のような細い毛でも可能

【針脱毛のデメリット】
1. 微弱電流で毛穴のひとつひとつに針を刺すので時間がかかる
2. 強い痛みがある
3. 施術者が熟練していないと効果が得られないリスクがある
4. 機械や電流出力などにより、ヤケドや水ぶくれ、色素沈着などの恐れがある


発毛(毛根)の仕組み

効果的に脱毛をするには、毛が生える発毛の仕組みを知る必要があります。

肌の細胞が28日周期で生まれ変わることは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

このサイクルを、「肌周期」または「肌サイクル」と呼んでいますが、毛には「毛周期」と呼ばれる発毛サイクルがあります。

毛周期は、以下のように「成長期」「退行期」「休止期」と言う3つのサイクルになります。

●成長期
毛母細胞が活発に分裂を繰り返し、毛穴の中で毛の赤ちゃんが生まれ成長して皮膚表面に飛び出し伸びていく期間です。
成長期は、赤ちゃんとして生まれる時期を「成長初期」、生まれた赤ちゃんの毛がどんどん成長する時期を「成長期」として分けることも出来ます。

●退行期
成長期を終えた毛は毛母細胞の分裂をストップし、毛が抜けるのを待っている期間です。
この時期は栄養を吸収しないため、非常に毛が抜けやすくなります。

●休止期
退行期を過ごした毛が完全に寿命をまっとうして抜け、次の毛が生えてくるための準備をする期間です。
この時期は、ただ毛が抜けるだけの期間ではなく、次の毛が生まれてくるのに重要な時期でもあります。

この3つのサイクルを繰り返す毛周期は、体の部位によって期間が異なります。

脱毛をするには、この毛周期に合わせる必要があるのです。

髪の毛の場合、成長期は2~6年と長く、休止期は3~4カ月と成長期に比べて短くなっています。

ワキや腕などの部位は以下のとおり、髪に比べるとサイクルが短く、成長期と休止期が同じ期間になります。

・ワキ・・・成長期3~5カ月、休止期3~5カ月
・腕・・・成長期3~5カ月、休止期3~5カ月
・足・・・成長期4~6カ月、4~6カ月
・ビキニライン・・・成長期1~2年、休止期1~2年

発毛の仕組みを理解するには、こうした毛周期と同時に、性ホルモンの働きを考えることも必要です。

性ホルモンについて

性ホルモンには、男性ホルモンと女性ホルモンがあります。

■男性ホルモン■
テストステロン、アンドロステネジオン、デヒドロエピアンドステロンがあり総称して「アンドロゲン」と呼んでいます。

副腎、睾丸で作られ、男性特有の体つきや体毛、思考回路を発育させる働きがあります。

■女性ホルモン■
エストロゲン(卵胞ホルモン)」「プロゲストロン」があります。

卵巣で作られ、女性特有の体つきや自律神経の発達させる働きがあります。

これらの性ホルモンは、体の部位により発毛に影響を与えます。

例えば、男性ホルモンはヒゲや胸毛、背中の毛に影響し、腋毛、陰毛上部は両ホルモンの影響を受けます。

髪の毛の場合、前頭部・頭頂部は男性ホルモンが影響し、側頭部・後頭部、まつげや眉毛はこれらの性ホルモンの影響をあまり受けないと言われています。


永久脱毛とは?

永久脱毛とは、一度処理した毛がその後生えて来なくなることを言います。

永久に生えて来なくなる=お手入れする必要が無いので、永久脱毛は今も昔も変わらず人気があります。

ただし、永久と言っても、この先ずっと生えて来なくなるかは現時点ではわかりません。

と言うのも、何十年もの月日が経った後の効果実例が存在しないため、永久に生えて来なくなるのか定かではないからです。

10年や20年生えて来ないだけで、その後も永久に生えて来なくなるとは限りませんからね。

しかし、「脱毛器」「毛抜き」「ワックス」などの一時的な脱毛と比べると、永久脱毛の方が圧倒的に長期間の脱毛効果が得られることは間違いありません!

永久脱毛と言われている方法は、「医療レーザー脱毛」「針脱毛」の2つになります。

多くの脱毛サロンで主流となっている光脱毛(フラッシュ脱毛)については、発明から年月が浅く、現段階では効果が永久では無いとされているので、通われる際は頭に入れて置いてください。

医療レーザーと針脱毛なら永久脱毛可能!

医療レーザーは、基本的に光脱毛と同じ仕組みではありますが、機械の出力がサロンよりも強いことから、より高い効果が期待出来ます。

光脱毛に比べ、費用は多少高くなりますが、期間を掛けずに高い効果を得られたいのであれば、医療レーザーがおすすめです。

また、今はあまり使われていませんが、針脱毛(ニードル脱毛)と言う方法も存在します。

これは、毛穴に極細の針を差し込み、電流を流すことで発毛組織にダメージを与えるものです。

10年〜20年程前の永久脱毛の主流は針脱毛でしたが、時間と費用面の負担が大きく、肌トラブルも絶えなかったため、現在は医療レーザーの方が人気となっています。

家庭用脱毛器も人気?

近年は、家庭用脱毛器の需要が非常に高まっています。

家庭用脱毛器は、簡単に言うと光脱毛を家庭で手軽に行えるものです。

サロン程の照射出力はありませんが、空いている時間に自宅で手軽に使える面や価格がリーズナブルな点、カートリッジを取り換えれば美顔器としても使える点など、たくさんのメリットがあります。

ただし、永久脱毛には向いていませんので、購入される方は十分お考えいただいた上でご決断ください。

いずれの方法にも言えることですが、脱毛には非常に長い年月が掛かります。

なぜなら、通常の脱毛の施術では、皮膚の表面に生えて来ている毛しか処理が出来ないためです。

休止している毛は、皮膚から生えはじめてからようやく脱毛処理を行うことが出来るようになります。

永久的に毛が生えなくなることをお望みならば、まずは医療機関に通って、それなりの期間を掛けて脱毛を行っていくのがベストな選択かもしれません。

医療レーザーと光脱毛の効果の違いは?

医療レーザーでは、サロン脱毛よりも出力の高い強力な機械を使って施術をするため、当然医療レーザーの方が脱毛の効果は高くなります。

一般的に、施術回数はサロン脱毛の半分程度で済み、効果の永続性もより高いと言われています。

医療レーザーを扱う医院の中には、「6回程度の施術で、毛がほとんど生えて来なくなりますよ。」と断言するところもあります。

サロン脱毛では、通常12回以上の施術を必要とする場合がほとんどなので、医療レーザーの効果はそれほどまで凄いと言うことです。

ただし、出力は強ければ強いほどいいと言うものでもありません。

機械の出力が強いと言うことは、それだけ『肌への負担が大きい』ことを意味します。

サロン脱毛より、医療レーザーの方が施術時の痛みが強いと言われているため、施術後の腫れや炎症などが起きる確率は、医療レーザーの方が圧倒的に高くなってしまいます。

その点、サロン脱毛では出力が抑えられているので、肌トラブルは比較的少ないと言えるでしょう。

中には、医療レーザーを試してみたけど、出力が強すぎて肌に合わず、サロン脱毛に切り替えたと言った方もいるようです。

脱毛を始める前に、一度カウンセリングで相談してみて、ご自身の肌状態に合った方法を模索してみるのもいいかもしれません。

費用面での違い

また、脱毛に掛かる費用も大きく異なっています。

医療レーザーの施術を受ける際に掛かる費用は、サロン脱毛の約2倍~3倍程度です。

医療と言っても、保険適用外の診療になりますので、多少なりとも高額な金額になってしまいます。

施術回数はサロン脱毛より少なくて済みますが、全身を医療レーザーで脱毛しようとなると、数十万円程は必要になりますね。

そのため、医療レーザー脱毛は比較的お金に余裕のある20代後半から30代以降の年代の女性に圧倒的に支持されています。

結果的に、現代では金銭的にも負担が少なくて済むサロンでの脱毛を選ばれている方が多く見受けられるのも事実です。


脱毛に不安は付きもの?

今回は、脱毛の「基礎」についての部分をお話して来ましたが、少しは知識を身に付けることが出来ましたか?(^o^)

これは、何に関しても言えることですが、やっぱり「はじめて」って未知の世界に踏み込むわけなので、不安は付きものです。

ある程度の知識や情報が得られない限り、誰もが不安を抱えつつ「はじめてのことを経験」すると思います。

過去に、私自身も不安に思いながら訪れた記憶がありますしね。

では実際に、私が不安に思った6つのことを以下にまとめて書いてみたいと思います。

サロンに無事たどり着けるかな?

私の場合は、まず地理が詳しくないので、ちゃんとサロンにたどり着けるかが不安の一つでした。

いわゆる「方向音痴」でもあるため、ホームページの地図を見てもわからない時があったんですよね。

最終的にはサロンに電話して、「今いる位置の近くに何があるか」などをスタッフさんに伝えて、行き方を指示してもらいました。

「土地勘が無いなら行かなければいいのに!」と言われてしまいそうですが、エステや脱毛の料金が安いとついつい受けてみたくなっちゃうんです(´;ω;`)

スタッフさんはどんな人かな?

サロンに向かっている間、「もしスタッフさんが怖い人だったらどうしよう・・・」とか、よからぬことまで考えて一人で不安になっていました。

当時は、人付き合いが得意な方では無かったので、そういうところまで気になってしまったんですよね。

でも実際は、笑顔で迎え入れてくれましたし、カウンセリングでは毛の仕組みや脱毛方法、抜け方まで丁寧に教えてくれました。

常に笑顔で接してくれたので、自然とスタッフさんへの不安は無くなり、いつの間にか私も笑顔になることが出来ました!

脱毛時の痛みはどれくらいだろう…。

痛みについては、きっと誰もが不安に思うことですよね。

一昔前は針脱毛が主流で、かなりの痛みを伴っていましたが、サロン脱毛であれば、今はほとんど痛みを感じることはありません。

ただ、サロン毎に扱っている機器は異なるため、どのような機器を使っているかによって多少は変わって来ます。

脱毛を専門としている「銀座カラー」「ミュゼプラチナム」「シースリー」なんかは、常に最新機器を取り入れていたり、自社開発のものを使用していたりするので、あまり痛みを感じることなく施術が行えますけどね。

火傷したりかぶれたりしないか不安

照射の時は、機器から光を発するため、火傷したりしないか不安でした。

もちろん、カウンセリング時には光脱毛のことをきちんと教えてくれますし、施術前には患部に冷たいジェルを塗ってから照射しますが、それでもはじめてだと少し心配になります。

結果的には、そんな心配する必要なかったんですけどね(*´∀`)

私は、さまざまな部位を脱毛して来ましたが、一度も火傷したことは無いですし、術後もかぶれたことはありません。

私は不安のあまり、エステティシャンの方に「本当に火傷しませんか?炎症を起こすことも無いですよね?」などと聞いてしまい、今思うとちょっと恥ずかしい体験でした。

お試し料金の安さに疑問

非常に安い料金で脱毛が出来るので、疑問に思ってしまった私は、思い切って「なんでこんなに安い料金で施術が受けられるんですか?」と聞いてみました。

すると、スタッフの方は、「低価格を設定することで、一人でも多くのお客様に当サロンをご利用頂き、脱毛効果とその喜びを知って頂きたいと思っているのです。」と答えてくれたのです。

それを聞いた私は、思わず「なるほど〜」と、うなずきながら関心してしまいました。

安い料金であれば、興味本位で「試してみようかな!」という気にもなれると思います。

一番の不安は「脱毛後の効果」

本当に効果があるのかどうか、私自身一番不安に感じていたのはここかもしれません。

施術を受けただけでは分かりませんし、数週間後に毛が抜けはじめると言われていたので、それまでは待つことしか出来ないですからね。

数週間後・・・とうとう不安が喜びに変わる時が来ました!

いつも通りにお風呂から上がると、毛が無くなっている部分があったのです。

あの時は本当に嬉しかったですね~「やっぱり効果があるんだ!」と思えた瞬間でした。

それからも、日を追う毎に毛は無くなっていき、ツルツルの肌になっていったんです。

ただ、綺麗になったのはいいけれど「次に毛が生えて来る時はどうなっているんだろう?」と言った不安も芽生えました。

一回だけでは毛は無くならないため、当然のごとくまた毛は生えて来ましたが、驚くことに生えて来ない部分があったのです。

施術の回数が増えることにより、ムダ毛は自然と姿を消していきました。

私の個人的な意見としては、効果に申し分は無かったです。


脱毛の不安は直接スタッフさんへ!

以上のように、私はさまざまな不安を抱えて脱毛に臨みましたが、この他にもまだまだ悩むことはたくさんあると思います。

「腕、脚、背中、VIOライン」など、どの部位を脱毛するかによっても、不安の度合いは変わって来ますしね。

自分自身の大切なお肌のことですから、少しでも不安に思うことがあれば、恥ずかしがらずにスタッフの方に相談してみましょう!

前もって話して置くことで、不安を軽減出来るよう努めてくれますし、気遣いもしてくれるので、安心して身を任せられるようになりますよ(⌒▽⌒)